#60



ぶーんと朝から芝刈り機の音がしていた
ぱちんぱちんと枝切り鋏の音もしていた

いつもは後回しになっている洗濯機をぶんぶん回して
たまっていた洗濯物をすべて干した。

太陽が顔をだす、まぁいい天気であったから
洗濯物なんぞすぐに乾くだろうと思っていたのに
やはり梅雨は開けていない証に、いつまでも湿り気がとれずに
ああなんだかなぁと思う。

ベッドに寝転がって本を読むクセは止めようと思う。
だって、ベッドに読んだ本や読みかけ本がごろごろ
片付けられないんだから止めようと思うのに
本日も本棚を物色して本を探している。

あーあだよねと、その腕を枕代わりにさせてもらっている隣の人を
見上げて同意を求めると、やはり文庫本に熱中しているその人は

うーだかふーだかのどの奥で返事をしているだけで
まぁいいかぁと、自分も活字に視線を戻し、腕枕してもらっている
其の人の肌から、風呂上がりの石鹸の香りが漂い
その香りを深く吸い込みながら、

ぶーんという音や
ぱちんぱちんという音をBGMにして聞いている

部屋中の窓を開け放してあると、
少し水気のある冷えた空気が流れてきて、
こんな時だけは、時間がゆっくり流れる。

ぱたっと近くで音がしたので、おやと顔をあげると
案の定、腕枕の人はすやすやと安らかな寝息を立てていて
タオルケットを掛けてやりながら、はいお休みと額にキスすると
一瞬だけ、ふにゅだとかむにゅだとか鼻で返事をして
寝顔というのは、何だか幾つになっても、幼いもんだよなぁと思う。

再び本に視線をもどして、腕枕の人の石鹸の香りと温もりと
外からのどかに聞こえる、ぶーんだったり、ぱちんぱちんだったり
それらの音に混じって、今度は、ぷーぷかぷーぷかと拙い演奏が始まる。

何処かで子供が奏でているピアニカ。

きょぉーおーぉは、
おやーすみぃー
おやーすみぃー

すやすや
ごろごろ

ぷーかぷー
ぷーかぷー



足元で丸くなっていた猫が、うーんにゃぁと伸びをした。













テーマ : ショートショート - ジャンル : 小説・文学

イタチのさいごっぺ(笑

って、私がんなことやったわけじゃないよ、念のため(笑

とあるブログが大好きで、よく訪問するんだけど、
ブログの主旨が主旨だけに、最近のブログ界で主流になってる
ある特定の方々が、必死に反論ともつかない
イヤーなコメントを残して、どうにかブログ主さんを
傷つけよう、貶めようとしているのね。

で、一昨日覗きに行ったら、“そのような”方が一人
書き込みをしていて、そのコメントの内容にも呆れたけど
どんなコメントにも、きちんと返答をしているブログ主さんに対して
其処のブログを訪れる読者までもを貶める書き込みを
捨て台詞に残していた。

なんだか呆れると言うよりは
ひどく寂しい気分になるよね。

なぜ、人の事を莫迦にして高みに登ろうとできるのか。
なぜ、人の事を貶めて自分は高尚な人間と悦に浸る事ができるのか。

普通の感覚でブログを徘徊していたら
そのブログに某か思う事
(ここでは、反論とか疑問とかそういったことね)
があっても何も言わずに居る。

それをあえて書き込むって事は、
少なからず、そこの主に不愉快な思いをさせてやろう
大勢の友人に囲まれてる主を辱めてやろう。

そんな負の感情があるからだろうと思う。

しかしさ、そういった輩って必ず最後
もうここには来ません、せいぜいお幸せにだのなんだの
捨て台詞で逃げるのはなんでだ?

自分から失礼な書き込みしておいてさ。

案の定、そのブログ主さんに非常に失礼な物言いした人の処には
よくぞ言ってくれた!とか、同感ですぅ〜とかの
自分じゃ何にも言えなくて、人の言葉に乗っかってあーだこーだ言う
有象無象の連中が、ひらひら寄って来ていた。

結局人を貶めれば、寄ってくるのは
そんな連中ばかりなんだよね。

そんな事を改めて痛感いたしましたとさ。






それとは全然関係ないんだけど、
FireFoxが調子悪い(涙

しかたがないのでSafariを起動。
Safariでは問題なくネットに繋がるので、
炎のキツネが悪いのか・・・・

ああもうわからんね(苦笑)




テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

#59


まったくさ、君はさ
思うままを口にして
実に無邪気にはしゃぐんだ

どれだけさ言い聞かせても
君はさ、どこまでも無垢で

そんなじゃさ、あんな狡猾な生き物の群の中
さぞや生きにくいだろうと思うのに

君はさ、その持ち前の無邪気さで
以外にも平然と実に身軽に
狡猾な群の中歩いて行けたりするんだね

これからもさ、君はさ
たくさん笑えば良いさ

だって君、別にさ
楽して生きて来た訳じゃないし
時に険しく厳しい道をこうして此処まで来た訳だし。

だから君、ここでどうか間違えずに
ぽっかり開いた暗い穴にどっぷり落ちる前に

そのままさ無邪気なまま
思うまま無垢なまま

大事な手を離さず、どうか歩いて行って欲しい。

君の大切なものは、いつだって君の隣にある
君の中にある。

狡猾な生き物の群の中にはないんだよ。

それをさ、君はどうか忘れないで
君は最後の其の時まで
思うまま無邪気なまま、無垢なまま

ああ楽しかったと笑っていって

カーテンコールは無いけど
それもまた素敵な舞台の幕引き。

おめでとうおめでとう
沢山の花束に埋まる君の背中を

拍手で送り出すよ

おめでとうおめでとう

君は無垢なまま、幸せに。











テーマ : 詩・想 - ジャンル : 小説・文学

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